過敏性腸症候群に繋がる食べ物

みなさんこんにちは!
今日は過敏性腸症候群に繋がる食べ物についてお話します。

◯ 食べ物が腸に与える影響
腸は消化・吸収をする場所であり、免疫の働きにも影響がある臓器です。
また、腸は「第二の脳」と呼ばれるほど、自律神経と強く繋がっています。
そのため、暴飲暴食や不規則な食事は、腸に負担がかかり、自律神経も乱れて、お腹の張りや痛み、違和感が出てきます。

◯過敏性腸症候群に繋がる食べ物

1.小麦製品
小麦には、グルテンというタンパク質が含まれています。グルテンは腸内で分解されにくい物質となっている為、たくさん食べると分解できなかったグルテンが粘膜にへばりついてしまいます。その結果、腸は常に負担がかかった状態で活動をするので、過敏性腸症候群に繋がります。

2.冷たい飲み物・食べ物
今の時期、冷たい飲み物や食べ物を口にする機会が多いと思います。しかし、冷たい飲み物や食べ物を食べると、冷えた刺激で腸が急に動き、胃結腸反射が起こります。
温度が15℃以下の冷たい飲み物は1回100ml、食べ物は100gを目安に両方合わせて500g以内に収めるようにしましょう。

3. オリゴ糖
オリゴ糖は、玉ねぎ、ごぼう、ネギといった身近な食べ物にの食べ物に多く含まれており、腸内環境を整えたり、血糖値の上昇を抑えたりなどの身体に良い働きをします。
しかし必要以上に摂取してしまうと、過敏性腸症候群の一番トラブルになるものとも言われており、小腸でうまく吸収されないまま大腸へ届き、腸内細菌によって発酵し、ガスを発生させたり、水分を引き込んで下痢や便秘を引き起こすことがあります。
その結果、お腹の張りなどに繋がります。
オリゴ糖は1日10g以上摂ると上のような症状を引き起こしますが、ごぼうだと100gあたり3~5g、玉ねぎだと150gあたりに1~2gほどしか入っていないため、普段食事をしている分には、摂りすぎにはなりません。
もし、市販で販売されている液状のオリゴ糖を使う際には、小さじ2杯分で10g程度になるので摂りすぎないようにしましょう。

◯まとめ
腸は食べたものに敏感に反応する臓器です。
普段何も意識せずに取っているものが、実は腸に負担をかけて過敏性腸症候群を引き起こしているかもしれません。
今挙げた物を摂らないようにするだけで、腸の状態も変化し改善に向かっていく1つのきっかけになります。
当院では自律神経を整え、腸の働きを整えていきます。
過敏性腸症候群で悩まれている方は是非一度ご相談ください。
心も身体も健康な毎日を送れるように最大限サポートさせていただきます。

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