お子さんが「朝起きれない」「頭痛がする」「めまいがする」等の症状に悩んでいると、親としてとても心配ですよね。これらの症状は、起立性調節障害(OD)という自律神経のバランスが崩れることで起こっているかもしれません。
「一時的なものだろう」とこの症状を放置すると、どのようなことが起こるのでしょうか。また、整体で治療する場合と病院の薬で治療する場合のメリットとデメリットについてもご紹介します。
〇起立性調節障害を放置するとどうなるか?
起立性調節障害を放置すると、症状が悪化し、次のような深刻な問題を引き起こす可能性があります。
・学業の遅れ
朝起きられないことで学校に遅刻したり、欠席が続くと、学業に遅れが出ることがあります。これが長期間続くと、成績低下だけでなく、進級や進学に影響を及ぼすこともあります。
・社会的孤立
学校生活に支障が出ると、友人との関係が疎遠になり、社会的に孤立する可能性があります。これにより、精神的なストレスや不安感が増し、さらに症状を悪化させる悪循環に陥ることがあります。
・精神的健康への影響
症状が続くことで、自己肯定感が低下し、うつ病や不安障害を併発するリスクが高まります。長期間にわたる体調不良は、子どもの精神的な健康にも深刻な影響を及ぼすことがあります。
つまり、起立性調節障害は早めの対応が重要になります。
では、どのような治療法があるのでしょうか?
小児科、精神科で治療する場合と、整体で治療する場合、それぞれのメリット・デメリットをご紹介します。
〇病院の薬で治療する場合のメリットとデメリット
・メリット
- 即効性:薬物治療は、比較的早く症状を軽減させることができます。
※お薬が合わない場合もあるため、絶対とは言い切れません。
- 科学的根拠:薬は臨床試験を経て効果が実証されているため、安心して使用することができます。
・デメリット
- 副作用:薬には副作用が伴うことがあり、長期的な使用が子どもの健康に悪影響を与える可能性があります。
- 根本的な解決にはならない:薬は一時的に症状を緩和するものであり、根本的な原因を解決するわけではありません。
- 依存性のリスク:一部の薬は長期使用によって依存性が生じる可能性があります。
〇整体で治療する場合のメリットとデメリット
・メリット
- 自然なアプローチ:整体は体の自然治癒力を引き出すことを目的としており、副作用が少ないため、安心して治療を受けることができます。
- 全身のバランスを整える:自律神経のバランスを整えるため、全身の調子が改善していきます。
- 個別対応:症状に応じて個別に治療プランを立てることができ、オーダーメイドのケアが可能です。
・デメリット
- 即効性がない場合も:体質や症状の程度によっては、効果が現れるまでに時間がかかることがあります。
- 保険適用外の場合が多い:整体は保険適用外の治療が多く、費用がかさむことがあります。
〇まとめ
起立性調節障害を放置すると、学業や社会生活、精神的健康に深刻な影響を与える可能性があります。整体での治療は、自然なアプローチで副作用が少なく、全身のバランスを整えることが期待できます。一方、病院の薬での治療は即効性がありますが、副作用や依存性のリスクが伴います。それぞれのメリットとデメリットを理解し、最適な治療法を選ぶことが大切です。
当院では、起立性調節障害に対する整体治療を提供しており、お子さんの健康と幸せをサポートいたします。
小学生から大学生まで(もちろん成人した方も)、幅広い年代の起立性調節障害を改善してきました。痛みの少ない、安心して受けられる治療です。お悩みの方は、ぜひ一度ご相談ください。
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