みなさんこんにちは！
今日は、ばね指のメカニズムについてお話していきます。

◯ばね指とは？
ばね指とは、指の曲げ伸ばしをするときに「カクッ」と引っかかるような動きが出たり、痛みを感じたりする状態のことです、
ひどくなると、指が途中でロックされて動かなくなることもあります。
医学的には腱鞘炎の一種で、指の腱と腱鞘という組織の間に炎症が起きることが原因とされています。

もっと詳しくばね指のメカニズムをお伝えする前に、指が動く仕組みについても簡単にお話していきます。
◯指が動く仕組み
私たちの指は、手のひら側にある屈筋腱という腱が収縮・弛緩することで曲がったり伸びたりします。
この腱は、指の骨の近くを通るトンネル状の腱鞘という構造に包まれています。腱鞘は、腱が骨に沿ってスムーズに動くようにガイドする役割を持っています。

ここまで読んでいただきありがとうございます！
それでは、ばね指のメカニズムについてお話していきます。

◯ ばね指のメカニズム
ばね指は、以下のような流れで起こります。

1. 腕のむくみで、腱や腱鞘に炎症が起こる
むくみとは、血管中の水分が血管の外に出ている状態の事です。
むくむ事で血管の中の水分が失われるため、血液循環悪くなります。
血液循環が悪くなる事で、指の筋肉に新鮮な血液が行かなくなり、筋肉が硬くなって筋肉や腱がむくみます。
むくんでいる状態で動かすことで、炎症が起こります。

2. 炎症によって腱が太くなったり、腱鞘の内側が狭くなる

3. 腱が腱鞘を通過するときにスムーズに滑らなくなる

4. 腱が狭い部分を無理やり通過する際に「ばね」のような現象が起こる

〇まとめ
このように、ばね指はむくみから始まります。
そのため手指だけでなく、前腕、肩、背中などの筋肉を一緒に調整して、全体のむくみを取っていくことが大事になってきます。
当院では、お客様一人一人のお身体を診て、ばね指の原因についてお話していきます。
・指が曲がらなくて困っている方
・ばね指が再発しない状態にしたい方
は一度ご相談ください。
心も身体も健康な毎日を送れるように最大限サポートさせていただきます。

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